【障がいのある方の就職をサポート】
第3回パソコン仕事術(基本編)

前回のパソコン仕事術のブログ掲載時は9月下旬でしたが、11月も中旬に差しかかり、寒さがこたえるようになりましたね。
風邪やインフルエンザが流行しやすくなりますので、手洗いうがい、マスク着用などを心掛けたいものです。

さて本日のテーマは、第3回目のパソコン仕事術です。今回はパソコンの仕組みについて少し掘り下げたいと思います。

あらゆる会社、業種や職種で幅広く使われているパソコンは、「とりあえず仕事で使っているけれど、
パソコンの仕組みはよくわからない」という方もたくさんおられるのではと思います。
どの業界におかれても多忙な中パソコンを使用しておられますし、またそもそもがパソコンが主の仕事でない以上、
知識の拡大にそこまで時間はさけない実情もありますので、これは致し方ないところであります。

ですので、パソコンをメインで使うような仕事(webエンジニア、プログラマーなど)でない限り、仕組みを徹底的に
学ぶ事はそこまで必要はないと思いますが、このブログを読まれている、就労を目指したい・あるいは目指している
障がいをお持ちの方におかれては、就職前の準備期間を活用し、ぜひ知識習得向上を図っておかれる事をおすすめします。

パソコンは「機械」

パソコンという言葉は、パソコン本体以外にもソフトウェアなどもひっくるめて使われるケースが散見されますが、
パソコンとは様々な部品で構成されている機械を指します。
ちなみに、パーソナルコンピュータ(personal computer)を略した言い方であり、英文にした際の頭文字をとって、
PC(ピーシー)と言ったりもします。

このパソコン、実に様々な部品で構成されていますが、特に知っておいた方が良い部品について以下解説します。
なるべく簡単に紹介を進めます。


ハードディスク

HD(エイチディー)と言ったりもします。ファイルやフォルダといったデータを記録する部品です。
この部品がないと、ファイルやフォルダの作成や保存が出来ません。
パソコンとの関連性が低い仕事であっても、特に関わりの深い部品といえます。


OS

オーエスと呼びます。オペレーティングシステムを略した呼び名です。
ハードディスクに記録されるデータのひとつです。
このOSと呼ばれるデータは、様々なソフトウェアや自分が作成したファイル等を扱う際の土台となります。


メモリ

作業机が広いほど、文房具は快適に扱えますよね。
ファイルやフォルダが文房具だとすると、メモリは作業机に相当します。
すなわちメモリとは、ファイルやフォルダなどのデータを処理する許容量の大きさを司る部品です。
ハードディスクに次いで耳にする機会が多い部品かもしれません。


CPU

シーピーユーと呼びます。データの処理を行うために必要です。
普段のパソコンの使用で特に意識する必要はありませんが、出来れば知っておいた方が良い部品です。


モニター

一番目につく、わかりやすい部品ではないでしょうか。
パソコンという機械を構成する部品の状態(ハードディスクのデータ、メモリ容量、CPUの型式など)を確認したり、
操作するために必要になります。


上記の各解説を図で示すと、以下のようになります。

さて、いかがだったでしょうか。これまでパソコンの使用経験がある人はイメージがしやすかったかもしれませんし、
使用経験がない人は、なんとなくわかったようなわからないような…という感じだったかもしれませんね。

仕事の場で使う機会が多いこのパソコン、Fine米子オフィスでは、障がいをお持ちの方が
自分のスキルに応じじっくりと取り組めるよう、環境を整え定期的に見直しを図っています。

これからの仕事に向け、生活リズムの見直しやビジネスマナーの習得、そして障がい特性の分析はもちろんですが、
重要な職業技能のひとつであるパソコンをぜひ学んでみてくださいね。まずはお気軽にお問合せください。

電話番号:0859-57-4922

月曜~土曜 午前9時~午後6時

※興味のある方は、
第1回パソコン仕事術(基本編)
第2回パソコン仕事術(基本編)

も、併せて読まれてみてください。