【障がいのある方の就職をサポート】
精神障がい【強迫性障がい】

この前の雪が溶け、本日は良い天気の米子市です。
世間では「コロナウイルス」の話題が連日続いており、マスクや消毒液の不足で、困りますね…(;゚Д゚)
なので、いつも以上に「手洗い・うがい・マスク着用」をご利用者様に徹底していただいております。

さて、今回は精神障がいの【強迫性障がい】について知っていただこうと思います。

強迫性障がいとは自分でもつまらないことだとわかっていても、そのことが
頭から離れない。わかっていながら何度も同じことを確認してしまうことで、日常生活にも
影響が出てきます。

・意志に反して頭に浮かんでしまって払いのけられない考えを「強迫性観念」
・ある行為をしないでいられないことを「強迫性行為」
といいます。
例えば、不潔に思えて過剰に手を洗う、戸締りなどを何度も確認せずにはいられないといったことがあります。

・強い「不安」や「こだわり」によって日常に支障が出る病気です。
「ドアに鍵をかけたかな。」「鍋を火にかけたままかも。」と不安になって家に戻ったという経験は多くの人がしているでしょう。
その不安などが度を越していると感じることがありませんか?
戸締りや火の元を何度も何度もしつこく確認しても安心できなかったり、特定の数字にこだわるあまり、生活が不便になったり
している場合は、「強迫性障がい」かもしれません。

〇症状の種類
・「不潔恐怖」
汚れや細菌汚染の恐怖から過剰に手を洗い、入浴、洗濯を繰り返す、ドアノブや手すりなど不潔だと感じるものを恐れて、触れない。
・「確認行動」
戸締り、ガス栓、電気器具のスイッチを過剰に確認する。(何度も確認する、ジッと見張る、指差し確認をする、手で触って確認する。など)
・「加害恐怖」
誰かに危害を加えたかも知れないという不安がこころを離れず、新聞やテレビに事件、事故として出ていないか確認したり、警察や周囲の人に確認する。
・「儀式行為」
自分の決めた手順で物事を行わないと、恐ろしいことが起こるという不安から、どんなときも同じ方法で仕事や家事をしなくてはならない。
・「数字へのこだわり」
不吉な数字、幸運な数字に縁起を担ぐというレベルを超えている。
・「物の配置、対称性などへのこだわり
物の配置に一定のこだわりがあり、必ずそうなってないと不安になる。

こころの病気であることに気づかない人も多いのですが治療によって改善する病気です。
「しないではいられない」「考えずにはいられない」ことで、辛くなったり、不便を感じるときには
専門家へ相談してみましょう。

Fine米子オフィスでは、様々な障がいを抱えた方が就労に向け訓練をしていく場所です。
相談から、体験からでも大丈夫です。下記まで連絡をお願い致します。

電話番号:0859-57-4922

月曜~土曜 午前9時~午後6時