【障がいのある方の就職をサポート】
第7回 ホームページ作成講座

早いもので、今年も残すところ1カ月をきりました。
1年の締めくくりがそろそろと近づいている中、Fine米子オフィスに通われている皆さんは、
普段と変わりなく、就職を目指しトレーニングに励んでいます。
1日1日を有意義に、大切に過ごしたいものですね。

さて、今回のブログは第7回&nbesp;ホームページ作成講座です。
7回目の本講座では、実際の仕事の現場で求められる知識や技術の傾向をケースごとに掘り下げてみたいと思います。
(ここで紹介する事例は、あくまで「傾向」です。会社ごとに求められる知識や技術は差異があることを承知おきください。)

事務職に就いて、webの更新管理を行うケース

比較的、求められる知識や技術が軽度なケースです。
ただし、webサイト開発や更新管理の手法により求められるスキルは変化します。
いずれにしても、webページの実態であるhtmlやcssを理解しておくと、
そのような手法の影響を受けにくく、対応しやすくなります。


ショップサイト開発の部署に配属され、web制作者として仕事をするケース

このケースも、会社ごとに求められるスキルの幅が比較的大きい傾向が見られます。
楽天サイトの場合、イラストレーターやフォトショップのスキルの重要度が高まり、
自社開発サイトの場合、上記に加えhtmlやcssの知識・技術が求められる傾向が高まります。

また、javascriptやSEO対策等の知識や技術が求められる場合もあります。


web制作会社に就職し、webデザイナーとして仕事をするケース

web制作会社においては、求められる知識や技術のボリュームやレベルが格段に上がります。
アドビ イラストレーター、フォトショップ、XDなどのグラフィックソフトの駆使、
html、css、javascriptなどの言語の十分な技術力、
さらにSEOやアクセス解析の知識、加えてサーバーやPHP等のサーバーサイドスクリプトの
基礎知識がある事が望ましいでしょう。


web制作会社に就職し、webエンジニアとして仕事をするケース

求められる言語数が、今回挙げたケースの中で最多になります。
html,css,javascript,apache,php,mysqlあたりは必須かそれに近い知識・技術になるのではないでしょうか。
また、ajax,ruby,c++,その他各種オープンソースソフトウェアを活用出来る力が求められると思われます。


いかがでしたか。
web技術は全てを網羅する事が不可能といえるほど非常に多くの種類が存在し、その一つ一つが専門性が高く、複雑です。
これは例えば、医療が耳鼻咽喉科や神経内科、整形外科など、分野ごとに分かれている事に似ています。
そして先述の通り、仕事の現場で求められるweb技術は、ケースごとに大きな違いがあります。
それをふまえ、自分がどのケースを目指すのか、そのためにどの知識技術を重点的に身につけていくのか、
戦略を立て習得を進めることが重要です。

しかしながら、会社で仕事をする以上、言葉遣い・挨拶・報告連絡相談・
素直に指示を聞くことが出来る姿勢、障がい特性や配慮点などの自己理解が
何よりも重要であることは言うまでもありません。

Fine米子オフィスでは、障がいをお持ちの方が安定継続した仕事の継続を目指し、
PCなどの職業技能の習得向上や、各種ビジネスマナーのプログラムに取り組んでいます。
関心を持たれたら、まずは気軽に一本ご連絡をください。見学や体験など対応致します。

電話番号:0859-57-4922

月曜~土曜 午前9時~午後6時


※ご興味のある方は、
第1回 ホームページ作成講座
第2回 ホームページ作成講座
第3回 ホームページ作成講座
第4回 ホームページ作成講座
第5回 ホームページ作成講座
第6回 ホームページ作成講座
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