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就労を考える。精神疾患編【パニック症(パニック障がい)】

前回の「発達障がい編」のブログは読んでいただけましたでしょうか?
今回は「精神疾患編【パニック症】」についてご説明したいと思います。

〇パニック症とは?
突然、激しい不安に襲われ、胸がドキドキしたり
息が苦しくなったり、めまいがしたりする発作を
「パニック発作」と言います。
このような発作が繰り返し起こる病気です。
動悸や息苦しさのため、心臓の病気(不整脈・狭心症)や
呼吸器の病気(喘息・過換気症候群)などと思ってしまうことがあります。
しかし、検査をしても異常があらわれないのもこの病気の特徴の1つなのです。
パニック症は、単に気のせいで起こるのではなく、脳内の神経伝達物質のバランスが
乱れる事により起こるとされています。
パニック発作が何回も起こると
「また発作が起こるのではないか」「外出先で発作が起きたらどうしよう」
などという不安が強くなっていきます。
そのために、以前、発作が起きた場所や電車の中など発作が起きたとき
逃げられない状況を避けるようになります。(回避行動)
そのために、日常生活がスムーズに送れなくなります。
憂うつな気持ちが続くこともあります。

〇パニック発作の主な症状
・めまい、頭が軽くなる感じ、ふらつく感じ
・死ぬのではないかと思うほどの恐怖感
・息がつまる
・吐き気
・呼吸が早くなる
・胸の痛みや不快感
・発汗
・胸(心臓)がドキドキする
・身震いや手足の震え
・非現実感
・しびれ感
・冷感・熱感
・コントロールできなくなる恐怖や気が狂いそうだという恐怖など。
珍しい病気ではないですが、判断は難しい病気です。
他の精神疾患(うつ病や社交性不安など)とパニック症を合併していることが多いため、
病気の方だけ診断されてしまったりすることもよくあります。

今回は精神疾患の【パニック症(パニック障がい)】を取り上げてみました。
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