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大人の発達障がい~ADHD編~

ここ何年か「大人の発達障がい」という言葉が
聞かれるようになりました。
今回は「ADHD」を取り上げます。
「ADHD」とは「注意欠如/多動性障がい」のことで
以前は「注意欠陥/多動性障がい」と呼ばれていました。
英語で「Attention(注意)‐Deficit(欠陥)
Hyperactivity(多動性)‐Disorder(障がい)」と言い、
主な特徴としては
・不注意
・落ち着きがない(多動性)
・よく考えずに行動する(衝動性)
という3つの特性を持っています。
アメリカ精神医学会が定めた診断基準(DSM)では
「知能発達に大きな遅れはなく、環境によるものが原因ではないにもかかわらず
多動、衝動性があり、注意が集中できない状態」を指します。ということだそうです。
ADHDの人には、こうした特性のほかに
他の発達障がいを併せ持つ場合も多くあります。

ADHDの特性として、ほんの一例ですが…
・驚くほど集中する事が出来る
・頭の中が自分の興味があることでいっぱいになっていて、
そのほかのものが入ってこない状態がある
といったものがあります。

簡単ではありますが、ADHDの特性等を記載しました。
発達障がいの特性は一人ひとり違います。
発達障がいを理解するうえで最も重要なことは
本人(自身)の特性や独特な行動について
「努力すれば克服できる」と考えないことです。

「もっと努力すれば…」
「誰でもできる事だから…」
などと考えたり、本人に言ってしまいがちですが、
そうしたことは、本人にとって大きな負担になってしまうのです。
ですから、「無理に直そうとしない」ということで
本人への負担も減るのではないでしょうか。

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